SVSセキュリティディスクで機密情報の流出防止
外部からの不正アクセスや内部持ち出しによる機密情報の流出対策
SVSオプションは機密性の高いファイルを暗号化された仮想領域で運用し、ファイル流出防止と柔軟なアクセス権限管理を行いファイル共有を可能にするDRMソリューションです。暗号化された仮想ファイルが閲覧権限のないユーザに流出しても仮想領域をマウントできないため、情報漏えいの心配はありません。
<SVSセキュリティディスクの使用例>
・SVSセキュリティディスクを使用するには、W-Consoleサーバのセットアップが必要です。
組織構造や役職、役割などのロールと、ファイルの重要度に応じて「社外秘」、「部外秘」、「メンバー限定」などの情報区分及びアクセス権限を組み合わせることで、セキュリティポリシーを柔軟に設定できます。
●保存場所を固定しない保護領域
ファイル単体やフォルダ、プロジェクト単位で必要なだけ仮想領域を作成してアクセス管理できます。
●ダブルクリックでファイルを開いて編集
マウントしたフォルダ内のファイルをダブルクリックすると、ファイルに関連付けされているアプリケーションでファイルを開くことができます。割り当てられた権限により、ファイルを編集して仮想領域内に保存できます。
●承認申請によるファイル取り出し
保護領域で運用しているファイルを外部に提供する場合、担当者による不正リスクを軽減するために承認申請を利用できます。ワークフローに従い、上長が取り出しファイル内容を確認して承認します。担当者は承認されたファイルをデスクトップ等の保護されていない領域に取り出すことができます。
アプリケーションを問わない保護領域制御
保護領域でファイルを開くことができるアプリケーションを管理者が自由に登録することができます。さらに、保護領域内で実行派生したプロセスは、子プロセスも保護モードを継承して起動されるため、開発業務等の動的に生成されるアプリケーションでもソースコードを保護しながら開発、デバッグ、テストを行うことができます。
共有フォルダの強制暗号化
ファイルサーバに共有フォルダ監視プログラムをインストールして事前に定義された共有フォルダに対して必要な権限の自動暗号化を行うことができます。権限のあるメンバーのみファイルを閲覧、編集できます。
・SVS暗号化ファイルの閲覧、編集するクライアントには、SVS OA / SVS Pro ライセンスが必要です
・暗号化共有フォルダを使用する場合は、暗号化共有フォルダのライセンスおよびW-Consoleサーバのセットアップが必要です。